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アプリのためのサプリ

Macをメインにするようになって六年。自分のスキルが足りないことは別として、ずっと問題にしていたことがありました。 画像ビュアー、テキストエディタ、動画プレイヤーの、インターフェイスが美しく軽快で扱いやすいものがないってこと。 Windowsのころは、エディタは秀丸、動画はGOM Player、ビュアーはVixを使っていた(と思います)。秀丸は有料だけど高いソフトではないし、あとのふたつはフリーです。 どれもMac版はありません。仮にあったとしても、インターフェイスがWindows的ですし、現在の環境にフィットするとは思えません。 JPEGのファイルが一枚10MBを越え、TBなんて単位のストレージに画像をストックしてある時代に、ビュアーに求められるものも変わっているはず。apertureが開発をやめ、iPhotoがPhotos(”写真”...って)になったとき、かなり危機感がありました。 エディタもそう。もともとはワープロだと機能が過剰で、単純にテキストを書くだけだったら動きが機敏でシンプルなものがいいということでエディタの出番のはず。でもネットで検索して人気上位にあるものはソースを書いたりするのに適したエディタで、日本語を美しく書いて保存することに特化したものはほとんどなかったです。 文字数の制限がある依頼を受け、テキストファイルと装飾を付けたPDFとの両方で保存してクライアントに送付して、それを保存したものを管理しておいてくれるようなエディタが必要。 とくにMacはフォルダで階層を作って管理するようなやり方に向いてないから、人間の記憶みたいに全体を管理する機能が求められます

旅の機材を整える その2

最初に買ったカメラバッグははっきり覚えていて、キヤノンがCPE(Canon's Personal Equipment)で販売していたナイロン製のもの。色はベージュ。 このCPEではかなりお金を使って、高校生のとき自由になるわずかなお金のほとんどはフィルムとレコードとCPEのグッズに消えました。水色のロゴのトレーナーがあって、それ着て修学旅行に行ったくらい(つまり一張羅だった)。 次はプロになってからで、テンバのP895。プロといったらこれだろう、という刷り込みによる選択でした。 テンバのショルダーでは最大クラスで、レンズを付けた一眼レフ2台と大口径ズーム3本を入れても、まだクリップオンストロボとゼラチンフィルターとフィルムを入れる余裕があるほどデカかったです。 当然ながら腰への負担がすごかったし、テンバってファスナーが壊れやすい(と思う)のと、生地が丈夫過ぎてこすれた服のほうが傷んじゃうなど、不満を持ちながら何年か使い続けていました。 ぼくのバッグは、もう捨てちゃったので写真がありませんが、このブログの写真がすごく好きです。 https://www.goodbyeac.com/photo02 次に「このままじゃダメだ。機材を多く持つことは写真にプラスになってない。ストイックに減らそう!」と決断して、連載で「今日が雨でも傘は持たない」というエッセイを書き、ドンケのF-2を買いました。これに入らないものは持たないという決心。バリスティックナイロンの黒と、コットンのベージュと、ふたつあります。どちらもいまでも現役。 ドンケは傷み方が好きなのと、バッグの自重が軽いのがいいです。ダサかっ

旅の機材を整える その1

仕事がほぼデジタルに切り替わって、最初に見直そうとしたのは当然ながらパソコンまわりの環境。 次がカメラバッグ、そして三脚でした。 カメラバッグとパソコンついてはいずれ。 強力な手ぶれ補正と高感度の恩恵により、三脚に求められるものも変化しつつあるように思います。決定的だったのは、セキュリティの強化により機内持ち込みができなくなり、別にして預けたらスーツケースだけ出てきて三脚がロストしちゃったこと。二日後くらいに届いたけれど。 そこでいい三脚がないか探していて、マンフロットのMK190XPRO4-3Wが候補に。 まずは、いまでもイタリア生産というのに惹かれ、リモアのスーツケースに収納できることを確認しました。 この三脚の独特のギミックで、ステーを引き上げて水平にしてブツ撮りに対応できるという便利さが決め手となりました。 似たタイプがいくつかあるなかで、ぼくの撮影スタイルだとカーボンよりアルミのほうが良かったのと、三段のほうならジッツオで近いサイズがあるので、これに決定。 剛性の高い脚のおかげで、ローアングルになってもたわむ感じがなく、ほぼ地面レベルから、ぼくの身長くらいまで、安定した撮影ができます。 ミラーレスだと電子シャッターを使用することでレリーズのショックはゼロにできるので当然としても、シグマQuattroのSFDモードや、ペンタックスのハイレゾ撮影にも、まったく問題なかったです。

グッド・ウィル・ハンティング

菊地成孔さんが、ラジオで「人は音楽を聴くとき、過去のものだと思っているけれど、未来からもそれはやってきていて」と話していた記憶があります。 芸術作品と循環記憶が、いかに心を揺さぶって、この世界に存在して、自分と関わっているか、という話。 仕事のため確認が必要なことがあり、「グッド・ウィル・ハンティング」を見ました。 いい映画だというのは初めて見たときから思ったし、あらすじについて間違って覚えているところはなかったです。ラストシーンとか、誰かが知り合うきっかけとか、物事の順番とか、人は都合よく記憶していくものらしいけれど。 ストーリーを地で行くというのか、この頃はほとんど無名だったマット・デイモンも、すこしだけ顔が売れ始めたベン・アフレックも、次のステップのためのヒット作が必要だったはずで、自分たちが書いた原作が自らのキャリアの扉を開いたということになります。 ガス・ヴァン・サントは化学変化のための溶媒みたいな役割をしていて、主張しすぎることなく、二人の未来ある若者と、そこにバトンでも渡すように自分がキャリアで汲み取ってきたものを与えるロビン・ウィリアムスを、ひとつにまとめあげています。 この映画の時点から現在を見ると、ガス・ヴァン・サントはより自分らしさを極めていく方向に舵を切り、カルトヒーローとまではいかないものの、がっちりした世界観を築き上げてマイペースで作品を作り続けているように見えます。よく知らない誰かのためには映画を作っていない。これは現代の映画監督にとって、とても恵まれたことに思えます。 ロビン・ウィリアムスと、主題歌を歌っていたエリオット・スミスは、心に深い影を持

旅行記のしっぽ

台北で、月曜の昼に集合→帰国 というスケジュールだっため、2千台湾ドル(7千円ちょい)くらい余っていて、三時間ほど余裕があったので、この記事を参考にしてXiaomi(俗称:中国のアップル)に行ってみることに。 http://maeharakazuhiro.com/xiaomi-accessary-review/ この人の意見によると、いまのアップルって保守的でつまらないよね、ジョブズの頃のアップルのようなワクワクがここ(Xiaomi)にはある、とのこと。 でも、中国本土でものすごい勢いでシェアを落としているという記事も読みました。経済のニュース欄だったから深刻なんでしょう。 日本でも、Amazonの並行輸入で偽物がガンガン売られて評判を落としているとか、アプリをアップデートした途端にiPhoneで使えなくなったとか、悪評がすごい(苦笑) そこは興味本位で。台北で食べ物以外でお金を使う事ほんとうに少ないから、だいたい余っちゃう。 場所は行天宮。すごく人気のお寺があって、占い街でも有名。電気街ではないし、どうしてここに公式ショップを構えたのか不思議。 月曜は台北を代表する朝食である阜杭豆漿が休みなので、「行天宮 おいしい 豆漿」で検索したらヒットした喜多士豆漿店に行くくことにしました。狭い店ですが、かなり美味しかったです。蛋餅もオススメ。 で、肝心のXiaomiの場所がわからなくて、最先端の人がいそうな超絶クリーンなカフェに入り、そこで勉強していた若いカップルに声をかけて教えてもらいました。 女の子のほうは「ダメな日本人ね・・・」的に冷たかったけど、男の子がやたら親切でスマホとMa

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