Fade to grey

特集記事
最新記事

Birth of the cool.

今月は、理想のBluetoothイヤフォンを求め、試聴したり、試しに買ってみたり。 最初に買ったJPA1 MK-IIが、二週間位で右耳からノイズが出続けるようになって、ちょうどメーカーからメールが来たので、返信のかたちで症状を伝えると、「スポーツなどをして汗をかくと稀にそのような不具合が報告されています。つきましてはQY8は、防水ランクは下ですけれど、リモコンがついてない分だけ、そういった報告が少なくなっております。よろしければ交換します」 とのこと。 交換用の封筒が送られてきて、それに入れて返送したら、差額の返金がありました。 でも結局、トレーニングして汗をかくと耳から外れやすくなってしまうので、次にネックバンドタイプのLEOPHILL EELを購入。海外のサイトで褒めている記事を見て決めました。 Amazonのタイムセールとクーポンコードが併用できて、7千円くらいのものが2千円しなかったです。けっこう気に入っています。 でもアメリカのAmazonで見つけたZeus Sportというのがすごくよくて、ハイレゾとMP3の違いを聴き分けられるくらいの音質で、しかもシャワーを浴びられるくらいの防塵防滴、おまけに十時間くらいバッテリーが保ちます。Bluetoothの接続も安定していて、よほどの繁華街にいかなければ音声が途切れることはないです。 日本のAmazonでの価格は3万円。どうかしてる。

ファンミーティング

初めて彼に会ったのは、あるカメラマンの写真展の会場だった。そのカメラマンに対して僕はたくさんの質問をした。どんな現像液を使っているかとか、印画紙は何号なのかとか。暗室作業に迷いがあって、少しでもヒントを聞き出せたらと思っていたのだ。 会場を出ると、「何を聞いても無駄だよ」と声をかけてくる男がいた。僕と同じ年くらいで首からライカを提げている。それが彼だった。 「あの人は自分で現像していないさ」 「自分で現像していないってどういうこと?」 「いまどきプロのカメラマンだからといって、みんなが自分で現像しているわけじゃないよ」 「そうなの?」と僕は肩を落とした。「知りたいことがあったのにな」 彼の口元がゆるんだ。「トライXをD-76で、希釈は1:1か、もう少し薄いかもね。印画紙はオリエンタルのG-3だろうな」 「ずいぶん詳しいんだね」 「簡単なことさ」と彼が言った。 もう少し話が聞きたいな、と僕は思った。そして彼を誘って近くの喫茶店に入った。 * 『ライカとモノクロの日々』に収録されている「いつになっても超えられない」の冒頭の部分です。 いまみたいにインターネットがなかったし、ということはSNSもなかったので、とにかく写真仲間のネットワークを広げるのが大変な時代でした。 それでも一人に知り合うと、その友達を紹介してくれたりして、しかもそれぞれが強い個性を持っていて、アドレス帳にひとつ名前が加わると、ドラクエのアイテムが増えていくような喜びと心強さがありました。 この秋に、ニコンとフジがオフィシャルのファンミーティングを開きます。ほぼ同じ時期になったのは単なる偶然なのか、カメラ業界の流れ

色を整えて、心も

カラーグレーディングは、動画制作には欠かせないプロセスです。 具体的には、意図に沿って色調や階調を整えることで、なおかつ全体の統一感を維持することがスチール写真と比べてはるかに重要で困難だから。 これがデジタルで行えるようになったおかげで、撮影の手間とコストはずっと縮小できているのではないでしょうか。 個性的なルックを持った映画、たとえば「ノー・カントリー」と「スリーピー・ホロウ」と「her」を、ほとんど同じ機材で撮影することも可能。フィルムでは、ルックは選択するものだったけれど、デジタルでは好みに応じて作り出すことができる。 そんなこともあって、好きなトーンは映画からインスパイアされることが多いです。RAW現像は好きじゃないので、相変わらず滅多にしないけれど。 写真でトーンをコントロールするとき、ネガっぽい感じにしたいと願う人は多いようです。よく質問も受けます。 とくにXのプロビアなどは、マゼンタがやや強めで、白人女性などを撮ると「抜けるような透明感」というよりは「一杯ひっかけたのかな」みたいな感じになりがち。 例がこちら↓ まずは色調を補正します。 単純化すると、Gのシャドウを上げてハイライトを下げ、Rをその逆に。 あと、ちょっと露出不足のネガを強引に焼いたみたいな雰囲気が好きなので、トーンカーブでシャドウを下げてハイライトを寝かせます。 粒子を足すとさらに近づくんですが、やりたくないことのひとつ。 するとこんな↓感じ。 2014年ごろの海外のファッション誌を参考にしました。 左がbefore、右がafter せっかくCapture One持っているんだから、便利な機能は使

続・desktop 拡張

前回の記事(「デスクトップ拡張」にあるように、主にパソコンで用いてる机の天板を広げて、作業効率の向上を目指そうと決心しました。 ついでに「木ってやっぱりいいな」という最近の心境を加味して、水性ステインで色をつけ、ワックスによるオイル仕上げをすることに。 海外のサイトなどで画像を集め、イメージを膨らませてから、作業工程に関しては国内のサイトを色々と参考にさせてもらいました。 D.I.Y.のブームもあってか、とてもたくさんの情報があって助かりました。パソコンの調子が悪いときの対処法とD.I.Yに関しては、ほんとうにインターネットに感謝します。その人たちへの感謝と、すこしでも後に続く人たちのためになればとの思いから、体験談を残しておきます。 ステインにするかワックスにするか併用するか、ステインだとしたら水性か油性か、最後に何色を選ぶか、といったことはすごく難しい問題のようで、色見本をアップしているサイトが参考になりました。でも一応はぼくはその専門でもあるので事情は理解できますが、光の質によって見え具合はまるで違うという、大きな問題に直面しました。やり直しはコストと時間で大変に面倒な作業になってしまうため、一発勝負です。 木目をなるべく生かしたいのと、手触り(手に汗をかきやすいので、キーボードを叩くときの木の感触は大事)を考慮して、水性ステインを選び、保護の意味合いからワックスを薄く塗って仕上げることにしました。 水性ステインはアサヒペンのオーク、ワックスはIKEAオリジナルのBEHANDLA。 チェリーは赤すぎるように見え、ウォールナットは落ち着きはあるものの色が沈みすぎて、その間く

ドレスコードについて考えてみた Ver1.03

えっ、ドレスコードなんてあるんですか?  まいったな…。 と言われました。 FUJIKINAのことです。 記念式典や発表会で”ビジネスカジュアル”のドレスコードが指定してあったことは記憶にあるけど、カメラ関連のファンミーティングでのドレスコードは過去に経験がないです。 ※軽装(Tシャツ・ジーンズ・ハーフパンツ・サンダル等)でのご来館はご遠慮ください。 という注意なので、ドレスコードとしてはかなり緩めですし、イベントとして設定したものではなく会場によるものみたいですが。 それでも、参加のハードルを下げるのを最優先に考えるのが一般的だから、珍しいのではないでしょうか。 といってもドレスコードがあることが、参加者のことを考えてないというわけではありません。 ドレスコードは、それを意識するのが面倒でない人にとってはすごくありがたいものです。きちんとルールを守っている限りは、同じコードを有しているという証で、とりあえずは結ばれることができるから。今回のようなケースなら会場の雰囲気を統一することもできる。ルールを定めているおかげで安心して公園で遊べるのと同じこと。「自由に楽しむ権利があるはずだ!」というのとは話が違います。 これは言語に置き換えればわかりやすく、同じ言語で話せるってことは、近い文化圏にあり、共通の価値観を有していると、とりあえずは考えることができます。フランスとモロッコみたいな例はあったとしても、とりあえず。これは初対面の人たちが集まって時間を共有するのに、とても重要なことです。 個人的には就職の面接も、ある種のドレスコードだと思っています。黒ずくめというのに検討の余地はあ

デスクトップ拡張

Macのデスクトップを拡張するというと、マルチディスプレイとかMission Controlなどが思い浮かびますが、ほんとうの机を大きくしようと思いたちました。 引っ越しのとき間に合わせで机を買っちゃったのが悪かったのだけれど、まず天板が薄いためキーボードを叩く感触が響くのが気持ち悪いし、幅も狭いので紙の資料などを置いて作業するのにも不自由でした。 新しいテーブルを買うのももったいないし、古いのを処分するのも大変だし、90×140cmの板を買って置いただけ。あいだに振動吸収のゴム板などを敷いたほうがいいかも。 このiMacは27inchなので、デスクトップの広さがわかると思います。 せっかくだから色を自分で塗ろうと、水性ステインを注文したのだけれどメーカーに在庫がないらしく、それまではビニールをはがさないで使ってみることにしました。 海外のクリエイターの美しいデスクトップまわりの画像集などを見ていて、このあとどんなふうにしていこうか思案中。

秋のFUIJIKINA

春に二条城で開催され話題となったFUJIKINAが、9月に東京で開催されます。 ぼくもトークショーをやります。 詳細はこちら。 http://fujifilm-x.com/in-tokyo/ 事前予約制で、記念品がもらえるようです。 場所柄、軽装での参加はご遠慮をとのことですので、ドレスアップしてぜひ。

アーカイブ
タグから検索
まだタグはありません。

©1994~ Yukio Uchida