続・次世代のカメラに望むこと
フォトキナが終わり、ニュースで知り得たかぎりの情報を見て意外だったのは、AIをテーマに加えた製品がなかったこと。 家電、自動車、スマートフォンなどの流れから、次のトレンドとまでは言わないまでも、機能に組み込まれた製品の発表があるかもしれないと思っていたので。...
Requiem for SLR
初めてのカメラは一眼レフでした。ニコマートELに50mmF1.4が付いていた。 最初に魅せられたのはファインダーで、それを通して見るとなんでもないものが特別に感じられることが好きでした。シャッターは切らなくてもファインダーを覗いて、部屋や家族を見ているだけで楽しかった。...
Huawei P20 Pro
If you really want to hear about it. 写真の上達というのは、過去に撮られた名作の記憶の蓄積であり、カメラを扱うスキルの向上であるのが実際です。 でも、感情の揺れをかたちにして未来に向けて残すことや、撮影というプロセスのなかで愛するものと深...
写真の前からカメラはあった
およそ十年前、ジョブズがiPhoneを発表したプレゼンは伝説となっていますが、いま見直されるべき重要な点があります。 ぼくはX-Pro2のプレゼンでこのパロディをやるため動画を擦り切れるくらい見て、ほぼ暗記したので、ジョブズの動きまで脳の中でプレイバックできるくらいです。...
フォトコンテスト募集開始
Huaweiのフォトコンテストが開催され、募集が始まっています。 https://nextimage-huawei.jp 日本の審査員は僕が担当させていただきます。 スマホが高画質化すると「従来のカメラなみ」といった褒め方をしますが、それだとカメラだったら昔からある写真にな...
ヴォイスとパースペクティブ
詩人が詩を通して何を伝えたいか、何を残したいと思っているかは、そのときどきで違いがあるにせよ、突き詰めれば願いはひとつで、おそらく「錆びついてしまった言葉の力を取り戻したい」ことだと思います。 言葉には感情を定義して、それを共有する強い力があり、人は基本的には言葉なしでは考...