あの名画は三度目でも面白いのか選手権

「シックスセンス」あたりから、フリがあってエンディングで全て回収される映画が礼賛されるようになり、「セブン」「ユージュアル・サスペクツ」「ショーシャンクの空に」といった映画たちもその仲間として、ある意味では「芝浜」なんだなと。

もうサゲは知っているから、このあとどうなるんだろう、最後は? という興味はなく、いかにキャラクターを造形して、ストーリーを膨らませ、どう盛り上げ、伏線を張っていくか。

二度目は、「なるほど、こうだったのか」「くぅう、このフリ効いてるな」と、一度目とは別の楽しみがあるけれど、三度目でも楽しめるのかっていうチャレンジを。

まずはDVDも持っていて、NetflixでもAmazonでも見られる「ショーシャンクの空に」から。


撮影監督を務めたロジャー・ディーキンスの伝説の始まりであり、マジカル・ニグロと自傷的に言われる語り手としてのモーガン・フリーマンの名演、記憶にあったよりも脱獄したあとが長く大切なシーンになっていて、三度目(いや、もっとかも)でも楽しめました。二時間半と長めの尺でも一度もだれるところがなかった。


ティム・ロビンス演じるアンディは、当初はトム・ハンクス、トム・クルーズ、ケヴィン・コスナーなども候補にあったらしいけれど、これ以外にないって今となったら思います。 公開当初の評判はイマイチで、でもアカデミー賞のエントリーで話題になって、レンタルになってから著名人たちが賞賛したことで現在の地位にあるってところもいいです。


最初に出てくるカメラはスピグラなのに、脱走するときには35mm一眼レフになっているところとか、時間の長さの演出も見事。スティーブン・キング原作の映画は多いけれど、やっぱりこれが一番なのでは。




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