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イベント月間 終了

BMWでの「気軽にアート体験 ポートレート編」 5/20,21

これは準備に時間とお金がかけられたのがありがたかったです。

必要とあらば専門機関や資料にあたることもできたし、カメラファンとは違う層の前で話すことができて楽しかったです。

「今いちばんやってみたいことは何?」と聞かれたら、たぶんこの日にやったようなトークだと答えると思います。古典作品を見る楽しさから写真の喜びについて話す、みたいな。

それもエンターテイメント性をもたせた楽しい物語として。 色んな人にお世話になりましたが、ぼくが適任だと推薦してくれたメーカーの人に感謝しています。

すごく評判も良かったですし、条件さえ整えばこんなこともできるんだと、自信になりました。

T3フォトフェスタに絡んだ、谷中でのプチ写真展とトークイベント 5/27,28

正直に言ってトークイベントのほうはグダグダになってしまって、そこだけは強調しておくけどぼくだけじゃなくみんなで反省すべき点があると思っていますが、懐かしい感じがあって楽しかったです。

がっつりした個展をずっとやってなくて、その反省も含め、たまにはプリントを展示するべきだなって痛切に思いました。

あと、谷中の界隈すごくいいところだなぁと発見も多く、通うのが楽しかったです。ほんとうに自分で個展やるなら、あのあたりがいいな。

そういう季節や場所と絡め、記憶に残る二日間でした。

ヨドバシカメラ大撮影会 in としまえん 6/4

写真はもう消費されるモードに入った、オワコンだ、なんて声もあります。でも、すごくたくさんの人たちが写真を撮っている姿を見られて、熱をもらったという感じがしました。

嬉しかったです。

ホームもアウェーもないですが、ヨドバシカメラの撮影会はもう何年か続けて呼んでもらえているので、そこでしか会えない人たちがいたり、すごくホットな場にいるって思えて楽しかったです。

この流れで、ヨドバシカメラ日野専務の個展を見に行って、それも楽しかったです。

念願かなってカフェX 6/10,11

店頭でのトークショーやCP+みたいなのも嫌いじゃないし、やり甲斐がありますが、ぼくが想定していたのは深夜ラジオのDJ。

ロックの世界にはあって、アート・・・というかカメラの世界にないものって何かな?と考えたとき、世界を広げていくための船頭みたいな人だと思います。

ぼくは歌声喫茶を体験できた世代ではないけれど、ジャズ喫茶なども再ブームらしいですし、やっぱり場の持っている力って大きいと実感しました。

人は場に集まり、人の交流は熱を生む、というのが信条です。

でも、いまメーカーにそれを期待するのは難しいし、事情も多少は分かるので、理解してサポートしてくれた富士フイルムと、ヨドバシカメラに感謝します。

考えていたことはただひとつ。「大人がふざけるなら全力で、徹底的にやりたい」です。

費用対効果だのマーケティングだの「◯◯かよ!」と。なんでもかんでも数字に置き換えて図ろうとするけれど、喜びってそういうもんじゃないと思います。ぼくもそういったことに無縁ではいられないですが、時と場所とお客さんを限定することで、別の楽しさを追求できるんじゃないかという挑戦でもありました。

ということで、すごく楽しんでやらせてもらいましたが、いろんなものへの怒りが原動力になっています。

何人かにお願いしたらこれくらいの夢は実現するんだな、という自信にもなりました。

村上春樹さんのデビュー作「風の歌を聴け」のなかで、ディスクジョッキーがリスナーからのハガキを読み上げ、「君の家からここが見えているってことは、ぼくのところからも君の家が見えているはずだね」と言う場面があったはずです。日が沈んで暗くなっていく街に、明かりが灯っていくのを見ているような、喜びに満ちた二日間でした。

いまデジタル音源じゃなくてレコードやCDのように「手に持てるカタチ」でリリースされることを、フィジカルリリースなんて言います。フィジカルに写真とカメラを語り合うのは楽しかったです。

伝説になりたい、と言い続けてきたけれど、参加してくださった皆さんに感謝します。

この二日間に「たのしい」と思う瞬間があったなら、すべての人のおかげです。もちろんその人自身も含めて。

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