GR meet Osaka
大阪のGRファンと一緒に時間を過ごすのも楽しみでしたが、まだカメラ雑誌の読者だった頃からバリバリに紙面で活躍していた横木安良夫さんと、ファンと言っていいくらい憧れていた菅原一剛さんと、スピーカーを務めるという機会はとくべつなものでした。
それぞれに質疑応答があって、横木さんの衝撃の告白があったり、菅原さんの話しぶりに作品の片鱗を見たり、充実した時間でした。
もしぼくも質問していいのだったら、それぞれに聞きたいことがありました。
横木さんには
「バリバリのポートレートをたくさん撮ってきたことは、今日のようなストリートスナップにどのような影響を与えていますか? ポジティブなこと、ネガティブなこと、両方が聞かせてもらえたら嬉しいです」
菅原さんには
「とにかくいろんなカメラを使っていますけれど、作品づくりのプロセスのなかで、機材選びはどのような位置にあって、どんな意味を占めていますか?」
帰りの新幹線のなかで、新大阪駅で買った鯖寿司を食べながら、そんなことを考えていました。
そして、お二人だったらどう答えるだろうかと。
イヤフォンからBeach Houseの「7」が流れてくるころには、浜松を過ぎてわずかな眠りに。
今日も暑いけれど、あの日も暑かったな。